私はアダルトチルドレン⑤
おはようございます☺️
昨日までのお話しのあらすじ٭❀*
「お兄ちゃんの迷惑にならないようにする」
それはS君にとって
「お兄ちゃんの迷惑にならなければ何してもいいんだ」
という歪んだ善悪の知識となりました。
☟☟☟ 続き
中学生になったS君は、タバコを覚えました。
万引きも覚えました。
高校に入ると、カツアゲもしました。
何してもS君を想って叱ってくれる親はいません。
「お兄ちゃんに迷惑かけるな」
かたやお兄ちゃんは医者を目指して勉強中。
そして何とか無事に大学生になったS君とお兄ちゃん。
S君は父親の勧める大学へ。
お兄ちゃんは高成績で医大生。
お兄ちゃんの高成績は地元の新聞に載るほど。
そんな中、S君の心は更に固く閉ざされていきました。
家にも学校にも居場所が無い。
愛される価値のない自分。
汚い自分。
そんな苦しい思いから逃れるように
S君は心に鎧をつけました。
何重にも何重にも。
惨めで無価値で誰にも愛されない自分。
そんな自分を隠すために・・・
そして私はそんなS君と出逢いました。
鎧でガチガチに固めた心、
だからこそ人に対して意見を言う
威嚇してでも自分の気持ちをぶちまける
俺は弱くない
惨めじゃない
強いんだ
その時の私はS君の鎧の下の心に気付くことはありませんでした。
だってS君は他人には威嚇するけど、
私にはしない。
私だけは守ってくれる。
自分で自分を守れない私にとって、
S君は白馬の王子に見えていたのです。
いつの日か
その牙が私に向く時が来るなんて思いもせず。
ましてや息子にまで及ぶことになるなんて・・・
主人の生い立ちのお話しはここまでです。
私の生い立ちまで書くつもりでいましたが、
今回書くと、どうも中途半端になってしまいそうなので😅💦
また次回にまわしたいと思います( ᵕᴗᵕ )
読んでくださりありがとうございました🍀
ではまた(*o̶̶̷ᴗo̶̶̷ )ノβуё♬
どこから来たの?
どんな思いをしてきたの?
海辺で見つけた大きな流木
この流木にはどんな物語があるんだろう
大好きな海の写真です(*´╰╯`๓)